高齢者向け・バリアフリー物件を内見で確認するポイント
テーマ: 賃貸 バリアフリー 確認
高齢者向け・バリアフリー物件を内見で確認するポイント
高齢の家族のための部屋探しでは、段差や手すりの有無など、若い世代の物件選びとは異なる視点でのチェックが必要になります。国土交通省は「高齢者の居住の安定確保に関する法律」に基づき、バリアフリー構造を備えた「サービス付き高齢者向け住宅」の登録制度など、高齢者向けの住まいに関する制度を整備しています。この記事では、内見時に確認しておきたいバリアフリーのポイントを紹介します。
この記事でわかること
- 高齢者向け住宅に関する制度の概要
- 内見時に確認したいバリアフリーのポイント
- 生活動線・設備面で確認したいこと
- 契約時に確認しておきたい支援制度
高齢者向け住宅に関する制度の概要
国土交通省と厚生労働省は共同で、高齢者が安心して住み続けられる住まいの整備を進めています。代表的な制度に「サービス付き高齢者向け住宅」があり、バリアフリー構造を備え、安否確認・生活相談サービスなどを提供する住宅として、都道府県知事への登録制度が設けられています。
一般の賃貸物件を選ぶ場合でも、こうした制度で求められているバリアフリー要件を参考にすることで、確認すべきポイントが見えてきます。
内見時に確認したいバリアフリーのポイント
1. 玄関・室内の段差の有無
玄関の上がり框(あがりかまち)や部屋の間の段差がどの程度あるか確認しましょう。わずかな段差でもつまずきの原因になります。
2. 通路・出入口の幅
車椅子や歩行器を使う場合、廊下やドアの幅が十分に確保されているか確認しましょう。
3. 手すりの有無・設置可否
トイレ・浴室・廊下に手すりが設置されているか、また設置されていない場合、後付けが可能かどうかを確認しましょう。
4. 浴室・トイレの構造
浴室の床が滑りやすくないか、またぎが高すぎないか、トイレが和式か洋式かなどを確認しましょう。
5. エレベーターの有無(マンション・アパートの場合)
2階以上の物件では、エレベーターの有無、エレベーターがない場合の階数(低層階かどうか)を確認しましょう。
6. 緊急時の連絡・見守り体制
緊急通報装置の有無や、管理人の常駐状況、近隣とのつながりやすさなども、高齢者向けの物件選びでは重要な確認ポイントです。
契約時に確認しておきたいこと
- サービス付き高齢者向け住宅として登録されている物件かどうか(都道府県の登録情報で確認可能)
- 契約形態(通常の賃貸借契約か、終身建物賃貸借事業によるものか)
- 家賃前払金がある場合、その保全措置の有無
チェックリスト
- 玄関・室内の段差の有無を確認した
- 通路・出入口の幅を確認した
- 手すりの有無・後付けの可否を確認した
- 浴室・トイレの構造を確認した
- エレベーターの有無・階数を確認した
- 緊急通報・見守り体制の有無を確認した
実際の口コミ
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注意点
- バリアフリーの必要度は本人の身体状況によって異なるため、本記事の内容はあくまで一般的な確認ポイントです
- 個別の身体状況に応じた住宅改修や設備の要否については、ケアマネジャーや自治体の福祉窓口に相談することをお勧めします
- 契約形態や制度の詳細については、自治体の高齢者住宅相談窓口に確認してください。本記事は法的なアドバイスを提供するものではありません
まとめ
高齢者向け・バリアフリー物件を内見で確認するポイントは次のとおりです。
- 段差・通路幅・手すりなど基本的なバリアフリー要素を確認する
- 浴室・トイレの構造を確認する
- エレベーターの有無(マンション・アパートの場合)を確認する
- 緊急時の連絡・見守り体制を確認する
- 制度を利用する場合は登録状況・契約形態もあわせて確認する
安心して暮らせる住まい選びのために、内見時に細かく確認しておきましょう。
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